《 冬のあとには必ず春がやって来る!》

 昨年の高3生で、たった一人だけ今年も入試をチャレンジした生徒がいました。

 早慶上智とMARCHへの再挑戦を決断したあとの数ヶ月間は、私も別館で彼をサポートしていましたが、予備校が忙しくなるということで、夏以降は通塾しなくなりました。

 しかし、私も心配でしたので、ときどき連絡をしていました。

 「いいか!おごり高ぶるなよ!謙虚な気持ちが大切だ。」

 「うん、わかっとうよ。とにかくすごく勉強しているから、塾長!心配せんでいいよ。」

 「とにかく、重い十字架を背負っている以上、気合いを入れて学問に精進しろよ。なんか心配ごとがあったら、私のところに来なさい。」

 「塾長、ありがとう。」

 
 こんなやり取りを何度かやりました。

 彼のほうが落ち着いていて、わたしはまるで心配症の母親のようでした。


 ◆来年も再挑戦する、あるいは再挑戦させる!

 実は、彼以外にもう一人再挑戦しようとしていた生徒がいました。

 が、おそらくもう一人のほうは、「学習の継続」ができないだろうと思い、させませんでした。

 やはり、向き不向きがあると考えているからです。◆

 
 ◆再挑戦した彼は、いろんな点で大変だったでしょう。
  
  ~ 親しい友人はみんな大学生 ~
 
  遊びたいときも遊べない。
  欲しいモノを買うがためのバイトもできない。
  観たいTVもDVDも観られない。

  とにかく、彼の行動のすべてにおいて、いつも、この「~ない」がつきまとっていたと思います。

  とても長~い、冬だったはずです。

 でも、いつもわたしが言っているように、
 
 ~ 冬のあとには、必ず春がやって来る! ~

 *冬の長さは、その人の努力の量で違いますが、、、。

 
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 そうです。彼にもようやく春がやって来そうです。
 
 いや、春のほうが彼を待っていたかもしれません、ピストルが鳴る音を待ち望んでいた子どものように。

 ◆昨日のセンター試験の自己採点の連絡が彼からありました。

 英語(リスニング抜き)174/200 国語 142/200  日本史 94/100

  410/500 82% とても立派な点数です。

 「塾長!どうにかセンター利用で合格できる大学ができました。」と、少々興奮ぎみの報告でした。

 「よく、がんばったよな! 先生もうれしい。でも、まだまだこれからが正念場だ。心して戦え!」

 喜ぶ彼のハイテンションを引き下げるようなわたしの言葉。

 彼には申し訳ないですが、まだまだ入試はこれからですから、、、。

 と、言いながらもわたしの体の中のどこかにある「重り」が、すう~っと抜けていくのを感じました。 

 ~ 仮面ライダー クーガーよ! よ~う、がんばった! 
         また、よく変身できたな、でかしたぞ。 ~

                            以上
       
 


 

 

 
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by akashi-asunaro | 2012-01-15 12:42 | こころ | Comments(0)