《 生徒たちへ 》 ③理科について

今日は理科についてですが、私にとって、理科はあまり詳しく分かりません。ですから、最初からプロに理科の勉強法を教えていただきましょう。
 教えていただく先生は、筑後市にあるセイコーゼミナールの松本先生です。

筑後市のセイコーゼミナールで理科の講師をしております松本一成です。

【理科の勉強法】
理科の勉強法といって、「これさえやれば!」と、あえて言うと、
「現象と理由、そして検証方法とつながり」を理解していく!につきます。
なんじゃそりゃ~という声が聞こえてくるようです。
わかりにくい、難しい言葉ですよね。で、どういうことかというと・・・

道を歩いていて、パトカーや救急車のサイレンの音を聞いたことがあると思います。
その時、サイレンの音はどう聞こえましたか?近づいてくる時、音の大きさは大きく、音の高さは高く聞こえませんでしたか?遠ざかる時は、逆に音は小さくなり、低く聞こえたはずです。
これが「現象」です。

では、どうして、こうなったのでしょう?
音は簡単に言うと、波の形をしていて周りの物体を振動させて伝わっていきます。近づく時は、この波の波形(振動)が押し縮められて高く聞こえるのです。遠ざかる時は、これと逆の現象が起きています。また、音は全方位に広がっていきます。ですから、遠くにある音は伝わるのに時間がかかるし、音も拡散して小さく聞こえるのです。
これが、「理由」です。

音の高低の変化は、ピアノやギターの振動する弦が長い程低く、短いほど高い音になるのと同じ理由です。音の大小の変化は、シャワーを浴びるとき、シャワーから離れているより、近いほど、勢いのあるお湯をたくさん浴びることができるのと同じ理由です。
これが、「身近な例を用いた検証」です。

この考え方を広げていくと、音は振動ですから、伝える物質の密度が高いほど速く伝わる。つまり、真空中では伝わらず、空気中より、水中、金属中の方が速いということがわかります。さらに広げると、地震波の伝わり方や光の反射と屈折にも関連してきます。物質の状態変化や原子分子の構成へと広げて考えることもできます。
これが、「つながり」です。

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理科は、いろいろな「現象」の「理由」を「科学的に追求する」ものです。

~ 全ては、つながっているのです。
       たとえ関係なく見えても!~

この考え方を忘れないでください。
ですから、名称や重要語句だけ暗記するのではなく、実験の場合でしたら、目的、用具、反応状況、結果、指示薬の変化、わかったことを関連付けてまとめてください。今までの勉強方法とあまり変わらないはずです。ただし、常に「つながり」という意識をもってください。この「つながり」が一番大切です。

【公立入試に向かって】
1.今年度に移行措置で学習した内容を、しっかりと点検してください。
①仕事の量と仕事率、てこ、輪軸、動滑車、定滑車とエネルギーの関係
② 遺伝とメンデルの法則、AA-aa、Aa-Aa、Aa-aaの組み合わせ表はOK?
③ イオンと電離式、電気分解と化学電池の電極での電子のやり取りを図解できる?
④ 月の見え方と金星の見え方の区別はOK? 月食、日食は大丈夫?
2.夏休みや冬休みに使ったテキストやプリントなどの解きなおしは完璧ですか?
3.福岡県の入試問題を過去3年分~5年分完璧に解いて出題型式に慣れましょう!
4.記述式は主語を忘れずに、何がどうなったかしっかり記述しましょう!


 松本先生!ありがとうございました。
 少し、松本先生の「理科の世界」に入ってしまいましたね。
 ソフトタッチで、順序よく説明されていただきました。
 
 これまで、3人の先生(甘田先生、今井塾長の両氏はちくしの進学教室:西鉄朝倉街道駅前、そして筑後のセイコーゼミナールの松本先生)に勉強法を教えていただきました。みんな、プロ講師であり、生徒たちから発する「わから~ん?」などという言葉は無縁でしょう。わたしも生徒たちと一緒に授業を受けたいくらいですから。この企画は、あすなろの先生たちではない先生方から、ご指導いただくのが目的です。しかし、あすなろの先生たちと、けっこう同じことを言っているのかもしれませんね。
 さて、次回は国語か数学かどっち?
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Commented by ch-imai at 2010-02-15 19:57
赤司さん、松本先生もお疲れ様です。
わかりやすいですね。こういうシリーズもいいかも(^^:

お互い、あと3週間、頑張りましょうね!
by akashi-asunaro | 2010-02-14 23:03 | Comments(1)