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《 徒然ダイアリー 》 29  ~ なぜ、生きる? ③ ~


以前、このタイトルで2回、書き綴ったことがありました。

1回目は、生きてて良かったと思うために生きる
2回目は、夢や希望のために生きる

こんな結論めいた文で終わっていたことを覚えています。

やはり、「なぜ、生きる?」とは、私にとって、ずいぶん前からのかなり難しい問いでした。

この難題は、いつも私の頭の片隅で小さいままの存在だったのですが、何かに失敗した時や物事がうまくいかない時に、決まって大きくなっていました。

しかし、特にここ数年間、いろんな人々の生き方をとおして、私は自分なりの答を見つけることができ、今はかなりスッキリしています。


   なぜ、生きる?
            それは、喜びを享受するため。

                            
            という結論に達しました。

      おいしいものを食べたとき、
      ほしいものが手に入ったとき、
      目的が達成したときや夢がかなったとき、
      こどもの笑顔を見たとき、
      病気が治ったとき、
      思いが通じたとき、
      人からほめられたりたたえられたとき、
      不安が解消したとき

 
 と、まあ「喜び」に通じるプロセスは人によってさまざまですね。

 仮に誰かが、何の変化もない生活をしていたとしても、その中で、きっと小さな喜びを感じたり、発見したりしているにちがいありません。だから、みんな生きているんだと思っています。

 われわれ人間や動物そして、もしかしたら植物にいたるまで、この喜びを享受するために、苦労や困難を乗り越えながら生きているんじゃないかなと思います。


南アフリカの北ケープ州にあるナマクワランド(国立公園)には、1年のうち2,3週間というごく限られた一時期だけ現われる、地球上最大規模の野生植物が生息しています。そこは、「神々の花園」とも呼ばれているそうです。

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 このように、一瞬の生きるための喜びを味わっている植物だって存在しているわけです。

禅海和尚という人がノミで30年間も掘り続けた青の洞門。
 「きっと、自分を照らしてくれるだろう、かすかな光が!」という思いだったのでしょう、30年間も!

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 「喜び」は、いつもやってくるとは限りません。

 みんな、この禅海和尚のように生きているのかもしれんませんね。

 でも、たとえそれが、かすかな光であったとしても努力すれば、必ずや光(喜び)は禅海和尚のように照らしてくれるだろうと、私はいつもそう信じています。

 みなさんもそう思って、また今日そしてまた明日、がんばりましょう。

        ちなみに、あなたにとっての喜びとは?

 p.s 「明日」っていう歌がありましたね。「ずっと~、そばにいると、、、」で始まる歌です。あれは、いいですね!
by akashi-asunaro | 2010-06-03 00:40 | 自己啓発