《 福岡県公立高校入試問題2012年の分析と対策 英語編 》

 今回から、2012年の公立入試問題をふまえての、2013年度入試にむけての対策を書いていきます。

今回は英語です。

まず、正答率から考えてみますと、
 全体的には
28.1点/60点満点(46.9%)でした。
 大問別では、
 1 リスニング   6.1点/15点満点(40.7%) 
 2 場面表現   6.6点/ 8点満点(81.9%) 
 3 対話文     4.9点/12点満点(41.2%)  
 4 長文      7.5点/17点満点(44.0%)  
 5 自由英作文  3.1点/ 8点満点(38.6%)

 かなり厳しい結果でした。

 また、小問の中で、正答率50%以上をすべて合計すると26点(大問4 問4を1つ正解で)。
 これは、偏差値50前後の生徒が受検した結果がこうなるということです。
 数年前から感じていることですが、偏差値50以下の受験生にとっては、この検査問題は30点以上とるのは無理じゃないですかね?というのは、ほとんどが長い英文ばかりで、客観問題や穴埋め問題があまりないですからね(他教科も同様)。
 「条件はみんな一緒だからいいじゃないか!」というのが県教育委員会の見解でしょうが、、、、。

 お役所のことですから、あれこれ批判しても仕方がないですね!それでは、対策といきましょう。

 
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 1.リスニング対策  6.1点/15点満点(40.7%)  
 絵や図を見てヒアリングする場合は、カタカナでいいですから発音されそうな単語をメモしておきましょう。大体において、最初に流れる内容は「説明」が多いですから、スルーしてもOKかも。それ以降を集中せよ!質問文は気合いで聞いてください。問題3は正答率が25.3%ですからかなり難!問題1・2が勝負となります。リスニングに慣れるには、CD買って練習したほうが良いでしょう。そして、さまざまな質問フレーズを暗記していたほうが良いでしょう。とにかく、聞いて練習しないと無理です。まあ、同居人で外国人がいれば別な話ですが、、、。

 2.場面表現  6.6点/ 8点満点(81.9%) 
 ズバリ! 疑問詞を含む疑問文に慣れ、その応答ができるようにしておこう!また、会話表現が多いため、助動詞の使い方もできるように。もちろん、よく出る会話表現もね。

 3.対話文  4.9点/12点満点(41.2%)
 英文ぶっ込み問題1(正答率72.3%)は唯一の得点源ですから、ここは落とせませんよ。会話の流れから、また単語や指示語などから推理して解けるのではないかと予想しています。落ち着いて解こう!しかし、問題2の並び換え英作文は難でした(正答率28.1%)。今回は過去形とafterからみの動名詞、助動詞canと関係代名詞省略の2題。つまりフツーに解けないわけです。これは、日頃から文法単元の例文をしっかり暗記し、それが使えないと解けないことになります。問題3は、英文中から探せばいいわけです。1つは正解しよう!

 4.長文読解  7.5点/17点満点(44.0%)
 とにかくギブアップせずに、粘って解くしかない!答えは、英文中に書いてあるわけですからね。ただ、苦手な生徒は英文自体を訳せないんですよね。(大問3も同様)しかも、最近では、問題文にも日本文がありませんから。けっこういじわるに出来ています。そのため、とにかく「英文を訳す」ということを日頃からやっておかないと読めませんよ。公立入試の過去問3年分ぐらい、しっかり訳してみてください。そして、一つ一つの英文をしっかり理解してください。かならず、読めるようになりますから。「面倒くさい!」と思う受験生は、英語の点数に期待しないでください。英文を読めないと点数がとれないのが福岡の公立入試問題ですから。

 5.英作文  3.1点/ 8点満点(38.6%)
 これまた、中学生には、あいまいな課題英作文です。昨年よりかは易しくなっていますが、、、。
 やはり、例文を暗記しておかないと書けないでしょう。
 特に、文法表現が間違うと致命的です。日頃から、しっかり書く練習をしましょう。
 例えば、朝から寝るまでのことを英文で表現してみましょう。次に、夢や思い出そして好きなことがらなど。
 ある程度のことは、形にはめて英文を暗記しておきましょう。けっして、あきらめないように。語数を満たしていれば、少しは点をくれるかも?また、煮詰まってしまったら、大問2~4に掲載されている英文を真似るのもどうかな?

 最後に、

 ①文法の重要単元は、
 助動詞、不定詞、比較、受け身、現在完了形、分詞、関係代名詞、間接疑問文、want 人 to ~ などをしっかり確認しておいてください。

 ②英語の訳し方のポイントは
 うしろから訳したらけっこういけますよ。また、基本動詞とその過去、過去分詞を覚えておいてください。特に英文に出てくる動詞や名詞は限定されていますからね。

 とにかく、
 英語が苦手な人には、かなり向かい風な問題ですから、あきらめずに最後の最後まで自分なりに訳して解いてください。何度も言いますが、過去問3年間分の長文をしっかり訳す練習をしておいてください。ちがうと思います。

 以上となります。これ以上は書けません。(企業秘密ですから)。


 今回のことで、何か参考になればいいなあと思います。

 長文を読んでくださってありがとうございました。

p.s 先生方へ
  正答率からの指導は、とても参考になります。それを参考にすることにより、解く順序が指導できますし、生徒たちの「はまり度」が明確に推察できます。生徒に応じて、「捨て問だよ!」という指導を行ってください。釈迦に説法ですいませんが、、、。
 


 
          
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by akashi-asunaro | 2013-02-19 19:43 | 学習 | Comments(0)