《福岡県公立高校入試倍率 2013年度(平成25年度) 中間発表》

 平成25年度 福岡県公立高校一般入試志願状況 第5学区(普通進学のみ)   
    今回は中間発表で確定ではありません。
(数字がきちんと並んでいませんので、見にくいと思います。すいません!)
◆第5学区
       志願者数/定員数   倍率(昨年最終倍率)
 筑紫丘    計 761/440   1.73(1.54)
       普通  640/400   1.60(1.45)
       理数  121/ 40   3.03(2.48)
 福岡中央    616/400   1.54(1.54)*昨年は定員360名
 春日       505/400   1.26(1.37)
 筑紫       471/400   1.18(1.40)
 筑紫中央    651/400   1.63(1.54)
 武蔵台      530/400   1.33(1.04)*昨年は定員360名
 柏陵       348/320   1.09(1.30)
    (環境科学  38/ 40)  0.95(1.58)*普通科内348名に含む   
 太宰府    計 389/400   0.97(1.07)*昨年は定員360名
       普通 346/360   0.96(1.03)*昨年は定員320名
       (英語)(41/40)   1.03(0.93)*普通科内346名に含む
        芸術 43/40    1.08(1.38)     
         
     福岡県教育委員会 高校教育課 H25入試志願状況(2月26日付)
 上記以外の入試倍率は下の福岡県教育委員会の高校教育課へどうぞ
*県立全日制
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/76/76359_15855227_misc.pdf

*市町(組合)立全日制
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/76/76359_15855228_misc.pdf"

 とうとうやって来てしまいました、この日が!受験生たちは、とても気になっていましたね。
 今回はトップ校の筑紫丘がとんでもない倍率になっています。それとは逆に、春日や筑紫が下がってしまいました。春日・筑紫・福岡中央レベルの受験生たちがトップ校をチャレンジするのでしょうか?つまり、「突っ込む!」ということですが。昔、大手塾にいたころは、そんなことしていましたが、、、。

◆その件をもう少し踏み込んでお話しますね。
 筑紫丘の合計倍率は1.73。また、普通科1.60で少し下がりますが、実はそうではありません。基本的に、ほとんどの理数科志望者は普通科への転科合格を志望していると考えています。そうなると、理数科の不合格者(121-40=81名)が普通科に落ちてくることになりますので、その受験者数が普通科の640名に加算されます。つまり、721名ということになり、倍率は721/400の1.80倍になってしまうことになります。
 「志望校は変更しないほうがいい!」と、よく言われますが、この倍率はちょっと厳しいと思います。ですから、偏差値が筑紫丘レベルにかなり足らない受験者は、下げたほうが無難だとアドバイスします。ワンランク下の高校で、上位を目指してはどうでしょうか?

 もうこれ以上のことは、受験生の個人的見解やその受験者周囲の方々の見解やこれまでのプロセスもあるでしょうから、差し控えますね。
 
 ◎また、武蔵台が昨年と比較してかなり倍率が伸びました。学校も制服を変更するなどの工夫をこらした結果なのでしょう。福岡中央や筑紫中央の両校は相変わらずの人気校です。この2校は、大学の合格実績も伸びてきていますからね。

◆さて、全体的な話でいきます。
上記の8つの高校の総志願者数と総定員数を計算してみました。すると、総志願者数は4,271名、総定員数は3,160名となり、倍率を算出してみると1.35倍になりました。

 ちなみに、

 福岡県の県立の全日制の志願者総数は30,452名、その総定員数は23,960名で倍率は1.27倍。市町(組合)立での全日制は、前者が4,119名、後者は2,560名でその倍率は1.61倍。
 このことから、福岡県公立高校の全日制の倍率を算出してみますと、34,571/26,520で1.30倍となりました。 この5学区が1.35倍ですから、いささか高い倍率になっています。
 
 そこで昨年同様に今回も、他の学区の偏差値上位校をがんばって掲載してみます。

       志願者数/定員数   倍率(昨年最終倍率)
◆第1学区
 京都       322/320   1.01(1.08)
◆第2学区
 小倉       468/320   1.46(1.45)
 戸畑       335/240   1.40(1.36)
 小倉西      346/200   1.73(1.37)
◆第3学区
 東筑       564/360   1.31(1.36)*昨年は入学定員400名
 八幡       413/320   1.29(1.23)
 北筑       374/320   1.17(1.32)
◆第4学区
 福岡       678/400   1.70(1.55)
 香住丘      487/400   1.22(1.32)
 宗像       369/320   1.15(1.24)
 新宮       566/360   1.57(1.45)
◆第6学区 
 修猷館      785/440   1.78(2.02)*昨年は入学定員400名
 城南       765/400   1.91(1.78)
 筑前       544/400   1.36(1.43)
◆第7学区
 朝倉       313/280   1.12(1.31)
◆第8学区
 明善       517/320   1.62(1.26)*昨年は入学定員360名
 久留米      395/280   1.41(1.56)
 小郡       292/240    1.22(1.22)*昨年は入学定員280名
◆第9学区
 八女       337/280   1.20(1.18)
◆第10学区
 伝習館      266/240   1.11(1.21)
◆第11学区
 田川       214/240   0.89(1.09)
◆第12学区     
 嘉穂       396/360   1.10(1.07)*昨年は入学定員320名
◆第13学区     
 鞍手       271/240   1.13(1.04)*昨年は入学定員280名
 
 ふ~う。
 福岡県は13学区の受験区が設定されています。
 学区によっては倍率の高低さが極端でしょう?おそらく、人口密度のちがいだと考えられます。
 先ほども述べましたが、倍率が低い学区ほど塾が少ないのでしょうね。怖いな~。すいません脱線しました(汗!)。

 上記掲載している高校がすべてではありませんよ。ご注意してください。あくまでも学区上位校のみ掲載していますので。

 *上記すべての倍率には推薦入試合格者数も含んでいます。

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◆寸評◆ 
 毎年毎年、このブログで書いていますが、偏差値レベルの高い普通高校の倍率は上昇傾向にあり、偏差値が低い普通高校は下降傾向にあると予想しています。残念ながら、おおよそですが的中していると考えています。
 その理由として、おそらく大学進学を視野に入れたときに、
①レベルの低い公立高校よりも大学附属系の私立高校へ進学する生徒。
②大学合格実績が良い私立高校を学力奨学生ゲットで公立入試を「強気!」で受験する生徒。
③子どもの人数も少しずつ減ってきているため、特に、一人っ子のご家庭は私立高を専願をさせている。

 このように3パターンの生徒や進路選択が予想されます。そのため、偏差値が低い公立の普通科は人気が薄れてきていると考えられます。

 また今年も、偏差値50前後それ以下の受験生が、工業や商業といった実業系の高校を選んでいる可能性が高いと予想されます。というのは、昨年同様に今年も、大体において、実業系の倍率が高くなっている高校が目立ちましたから。

 ちなみに気になる実業高校の倍率は以下のとおりです。(同率も含む)

 小倉商[1.32(1.25)] 戸畑工[1.56(1.61)] 若松商[1.24(1.39)] 八幡工[1.30(1.49)]
 宇美商[1.39(1.29)] 香椎工[1.501.50)] 福岡工[1.49(1.67)] 福岡農[1.47(1.74)]
 八女工[1.44(1.60)] 八女農[1.09(1.25)] 浮羽工[1.08(1.21)] 福女商[1.11(1.06)]
 田川科学技術[1.27(1.00)] 筑豊[0.99(1.14)] 行橋[1.38(1.23)] 折尾[1.15(1.42)]
 久留米商業[1.55(1.19)] 福岡女子[1.38(1.03)] 小倉工[1.49(1.12)]
    *総合学科のある高校は除外しています。

 ふ~う、疲れました。昨年から老眼になってしまったせいか、今回は特に資料の数字データを見るのが大変でつらいです。
今回のデータ算出には、私がこんな感じですから、うちの伊藤先生にも手伝ってもらいました。伊藤先生!有難うございました。
  
◆まあ毎年ですが、こんなに倍率の話を熱弁しても仕方ありませんよね。要は、

 ~ この倍率を生徒一人ひとりが、どのように受け止めるか?~  ですから。


 しかし、「倍率を気にするな!」と、各中学校で指導されていますが、それはどうでしょうか。

 この倍率は、倍率の上昇程度によって合格最低点(ボーダー)は確実に上がります。
 昨対の0.1~0.2ぐらいの上昇では、定かではありませんが、1.2から1.6などのように上がれば、合格点は上がると予想できます。また、上記の数字は推薦合格者の人数を含んでいますので、志願者から、また定員から推薦合格者数を引いて、倍率を算出しますと、また少し上がります(実質倍率)。

 今日2月26日から3月4日(月)正午までが、志望先変更受付期間です。 

 これは、生徒一人ひとりに与えられた権利です。

 周りの人の意見を聞きながら、しっかりと判断してください!変更の際は、親御さんも手伝ってあげてください。けっこう、学校の教師は拒否してきますから

 信頼できる人や先生の意見は、すごくありがたいことですよ。

 決めたら、そのゴールに向かってまっしぐらに走ってください。

 現状よりも低い高校へ変更してもけっして楽勝ではありませんからね。

 気を抜かずに、、、ファイト。

                            以上

 

 P.S 今回のデータは確定ではありません。あくまでも中間発表ですが、大幅に倍率が変わることはないとは予想されますが、、、。志望校変更する生徒は、今週の28日(木)までに先生に言わないとやってくれませんよ!
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by akashi-asunaro | 2013-02-26 04:30 | 教育 | Comments(0)